牧志公園の桜が
まだ美しく咲き残っている～

自身でも
故郷ヤンバルの日本で一番早く春を告げる
緋寒桜の情景を描いた歌を書くほど

私はこの桜ピンクが大好き

ほっこりとした穏やかな気持ちになるんですよね
















こうやって見ると、
１つの公園内にある数十本の桜の木ですが、

南国沖縄らしい、元気な濃いピンクの桜から
儚げな、上品に咲く薄ピンクの桜まで、
本当に様々で

お写真を撮っていると（接写だと）
尚さら、その一つ一つの表情に

「あっ！この顔もいいな、このアングルも素敵～」

と（笑）

どれだけ見ていても
見飽きない美しさがありますね

とは言っても、日が暮れかけてきて
夕飯の買い物を待つ家族がいるので
わずか１０分程で私の今年の花見を終えましたが（笑）

県民の方はご存じの通り
沖縄の桜の見頃は例年、
１月中旬から２月初旬。

本当に日本で一番のスタートをきる
沖縄の桜。

ただ、今年はブラジル渡航とちょうど時期が
かぶってしまったので、
一番美しく咲く時期には見られないなと
ガッカリしていたら。。。

日常の中に突如現れた街中の桜に、
嬉しくて、感動しました


そう、春と言えば
出会いと別れの季節。

のせいか？？？

前向きなステップアップ、
ステージアップなら良いのですが

４月からの新生活や、生活の変化に対する
そのプレッシャーや不安からか？

物事を簡単に投げ出そうとする人が多かったり、
まだまだやる事、努力する事が近くに
あるはずなのに、
やりきったかのような勘違いをして
大事な事から逃げ出そうとしたり。。。

少し、精神が不安定になる、中途半端な行動をとる
人が多いような気もします。


私が好きな言葉（歌の中にも綴ってますが）、
また教訓のようにしている言葉で

「終わりは、始まり」

といったものがあります。

始まりの為の終わり、卒業はあっても
始まりが描けない段階での卒業って
あまりないような気がします。

（その逆で、卒業すべきなのに執着したり
依存を続ける人も、これまた問題だと思いますが…）

ちょうど独立を決めた４年前の春も
「このままブラジルカーニバルから帰った後も
今の生活を続けていられるのかな～」

と、期待と不安と。。。。
色々と複雑な心境が渦巻いていたのですが、

一年間、コツコツとその時を待って
一気に花開き、美しく色づく桜の木を見て
「きっと私には私の花開くタイミングがあるはず」
と、どこか気持ちが励まされた事を覚えています。

結果、
とにかく目の前にある事全て（好きな事も、そうでない事も）
只々全力で、やれる力で頑張りました。

すると、自然と引き寄せられるかのように、
今ある姿に。

三十代を過ぎてからの挑戦、
プロダンサーに転身する事に至りました。


そしてまた、
四年後の今、自分のステップアップの為に
（ほとんど楽しそうで、やってみている事が多いのですが…）
新たなチャレンジをしようと、

心強い人達の力もかりながら
日々、脳みそフル回転で試行錯誤
頑張って取り組んでいます。

常に自分にとって居心地が良い、
都合の良い、馴れた環境に身を置くのか？

多少、リスクがあっても
その先のより良い変化を求めて
心ウキウキする、明るい道（途中険しいかもしれませんが）
へと挑戦してみるのか（自ら行動を起こしてみるのか）？

新しい何か、新しい自分

を探してみるのに、
春はとても良い季節だと思います。

明るさも、温かさも増して行くこの時期。
私も新しい自分、自分に出来る事を見つけながら
益々パワーアップして頑張ろうと、

まだその美しい姿を残して見せてくれた
桜の花々を見てそう、思いました