事後報告になりますが、こちら那覇市と姉妹都市で
あるブラジルのサンビセンテ市の皆さまには、

今年2月のブラジル渡航の際に、現地で大変
お世話になりましたので、
またこの２ケ月後のタイミングで！地球の反対側に
暮らす皆さまと会える機会なんて！！
本当になかなか無い貴重な機会

何かおもてなしのお礼が出来ればと
当初はちょっとした観光案内などの予定も
考えておりましたが、、、

今回は様々なスケジュールの調整事が入り
タイトな滞在予定となった為、
個人的な案内でのお礼かえしは出来なかったのですが…

ホテルの会場で行われました、歓迎会では
宮城姉妹の歌を３曲披露
また、とても可愛くてサンバステップも上手な
キッズダンサーズ皆の踊りもみて頂き
大変喜んで頂いたので、私達もとても嬉しく
非常に良い国際交流の場を、
ここ沖縄でも頂戴しました

昨日は、私達の愛すべき地元。
平和通りのまちぐわ～を視察された皆さま。

こちらでも、ブラジルやサンビセンテを
愛するまちぐわ～の皆さまで
アーケード周辺を綺麗にデコレーションして！！

笑顔でお出迎えをしましたので大変
喜んで頂けました

そんな皆さまも、本当にあっという間に
約一週間の滞在を経て、しばし東京等日本の現状も
視察や勉強をされて、、
またこれから長い長い移動を。。。。
ブラジルへ戻られるようです。

しかし。。。

この一週間は、

こちらサンビセンテの皆さんと
夢のような再会の喜びに沸いた
嬉しいひと時もあれば、、、

また日中はお仕事。
はたまた発表会準備など

慌ただしく動いておりました。

本当に個人的には、
様々な喜怒哀楽を感じた一週間でした。

「喜」と、「楽」の部分では
まさに心あるサンビセンテ市の皆さんとの
繋がり、友好関係は
本当にこの先もずっと、ずっと続いて欲しい
とても温かく、那覇の、沖縄の発展、勉強にも
繋がる素晴らしい有難い物であるなと
再確認させて頂いたと同時に

たまたま、そのサンビセンテ市の皆さんご来沖
のタイミングと重なって、

私達のブラジルダンスコンサート（発表会）の件では
沢山の皆さんが
「沖縄と縁あるブラジルの文化を伝える事は
素敵な事ですね。」と、色々な形で応援頂ける
嬉しいお声を頂けたり、

初めての試みなので、大変な事も多いのですが
頑張って進めよう！良い物を観て頂こうと
とても力強いエールを頂きました。

自分達の利益や損・得をたとえ側に置いておいたとしても
必ずや、多くの人に喜ばれる物になるだろう
皆さんに元気と明るさをお届け出来れば
そんな純粋にみて頂きたい気持ちで
準備をさせて頂いてますので、思いが届いた時には
本当に嬉しい気持ちになります。


また、「怒」、「哀」の部分では、、
そんな温かい心を感じられるような
素晴らしい人達もいる一方で、

非常に残念に感じる出来事もありました。

とある公共の場を使用したいとの思いで
窓口を訪れたのですが、
最初のお話、私の要望では
使用規定に反するとの理由で、使用を断られました。
それはそれで、仕方ないなと自身も受け止め、

それ以外にも使用したい別件があったので、、、

「では、こういった目的で使用の中身を変えれば
使わせて頂けますか？」

私はけして、自身の利益になるような事ばかり考えて
（実際にそちらでの勧誘や、金銭のやりとりは一切しません）
使わせて頂きたいと言っているわけではありませんから。

使用中は、規定に反するような（それを思わせるような）
行動や発言は一切しません。
それでもＮＧですか？

と、付け加えて尋ねてみても
正直に心あるまま相談した私がバカだったんですね（苦笑）

最終的には窓口で全てシャットアウトされてしまいました。
（何度か確認で責任者の方の間をいったりきたりしていましたが。。。）

「あれやこれや、沖縄の為になればと思って、
やっていきたい事もあるのに（実際に要望もあるのに）それは残念ですね。」

と、ショックな気持ちを素直に、正直に告げると

「その時は市の、●●部を通してご利用下さい。」
と、提案されてしまいました（笑）

もちろん
大きな社会の中では、ルールや規定、法規。
よりよく公平に使って頂く決まりごとがある事は、
理解できます。


それにしても、

健全な、

人々に喜ばれる事を、

（あなたのように）お給料も頂かずに、

（しかもその方は、そうやって普段対面している人々の
貴重な稼ぎの中から、自身のお給料が頂けている事を
自覚されているのでしょうか？）

こちらの良心でやろうという際にも、、、、


許可とか、面倒な手続き、段取り、
時間を踏まないと出来ない社会。

何とも切ない、
悲しい思いをさせられてしまいました…
ガッカリ、、、、



と。。。

本当に心に波を描くような様々な出来事があった
この一週間だったのですが

その中で私が感じた事は

何事も全ては「人」の力！！

「人」によって、周辺の環境、景色も見事で
素晴らしい物にもなれば

せっかく持っている物、材料、素材は良い物であっても
紹介する、伝える「人」によっては見事に
灰色の闇の世界と化してしまう。。

私とサンバの出会いもそうです。

素人目にみても、何とも貧相で
健康的にも感じられない猫背姿…
とてもダンスとしての技術があるとは思えない、羽根衣装に露出したお姉さんが
きゃっきゃと踊っており、
その横で鼻の下をのばしている男性が映った映像。
一番最初に、とある日本のサンバの映像をみた時の
私のガッカリ印象が非常に強くて、、、。

ダンスの中でも、いくら姉の誘いでも
サンバダンスだけはやらないと（笑）
言いはっていましたが、

師匠である、Ｊｉｎ先生のサンバダンスをみて
これまでのイメージがスコンと抜け

更には、ブラジル現地で
はじめて本物の！一流と言われる女性ダンサーの踊りをみて、
すっかり惚れこみ、人生までも捧げる自分がいました。

また、ブラジルサンビセンテ市の訪問もそうです。
「なんでこんな素敵な場所、知らなかったんだろう！」

沖縄と似た、どこか親しみを感じるような
自然も美しい、潮の香りがする街。

「必ずや、また訪れたい」

そう、思えるのは
今回、わざわざ地球の裏側から来て下さった
サンビセンテを案内して下さった

ナーさんや、セイテツさん、フェルナンダのお陰。
その方々の力による物だと思います。

皆さんの心の温かさに惹かれて、
また、そのような方々の周囲には似たような方が
集まるのですね。
そこから私達もサンビセンテ市が大好きになりました


便利なシステム、ルール、機械
全ては人の手で、人々の生活、暮らし、社会活動が円滑に、
よりよく行われるようにと作り上げた物のはずなのに、

使う人によってはそれがなかなか活かされない。

むしろ、そこにちょっとした工夫、アイディア、やってみようという
気持ち、「人」の手が加わるだけで
とても輝く物に、人が人を呼ぶはずなのに、、、

と、、、

喜怒哀楽、様々な体験から、

また今後の自身の進むべき道。
私はこうありたいなと思う部分（色々な反省や課題も含め）
少し先の目指したい所が何となく見えて、確認できた

収穫の多い日々でした。

全ては「人」の力

私も自身の考え、行動を過信する事なく
また過少する事もなく
様々な事、物に影響を与える事もある
といった事を前提に

責任ある行動がとれる人間でありたいなと
思います。