前回の続き。。

伊波ご夫妻に
「ブラジルに住む日本人の歴史を知るなら、ここは行っておいた方が良いですよ！」

と、案内して頂いた場所は、
滞在先のサンビセンテ市から
車で約2時間走った先にあります

レジストロ

という町。

日本からの移民が定住目的で
最初に入植した町として知られ，

日本政府系移住振興機関で、
ブラジル全土の
日本人移住者支援等を行った
海外興業株式会社が
置かれている町です。



そうそう、
こちら海外興業株式会社は、
その頭文字をとって
ブラジルでは通称
「KKKK カ カ カ カ」と呼ばれています。

Kの文字が知るされたレンガで
出来た4つの建物は、
以前は、収穫された販売用の
お米や穀物を保管する倉庫だった
そうです。

お隣の移民資料館にて、
当時の日本人の移民の方々の様子、
暮らしぶりなどを知る資料を
色々拝見しました。







日本から持ち込んだ道具等も









三線も！沖縄の方の物でしょうね！



レジストロでは、日本人移民の方々の
暮らしの為に⁉︎ 土地の割り当ても











こちらレジストロは、
岐阜県 中津川と姉妹都市
なんだそうです。



広島、長崎の原爆の恐ろしさ、
戦争の悲惨さを伝える
平和への祈りを込めた展示も。。





資料館に展示されている当時の
古い写真や、
日本の皆さんが故郷から持ち込んだ
道具類などを見ると

本当に命をかけて、
先が見えない異国の地で
一生懸命、家族や故郷を思いながら
生きてこられたんだなと

その思いをリアルに感じとる事が
出来ました。

ちょうど私達も
BEGINダンサーズとして
「バルーン」のフレーズにも
入っている

サントス港

や、

笠戸丸

の歴史的意味はなんとなく
把握していたつもりでしたが、

こうやって生きてこられた証を
目の当たりにすると、
より、強くその思いを感じ

また踊りや歌などで表現したり
人に伝える時に
この日みたものが活かされるのでは
ないかなと思います。

伊波ご夫妻！
往復約4〜5時間もかかる
お勉強ツアー

本当にありがとうございました！